高田純次に学ぶコミュニケーション術

f:id:todokeomoi2502:20170721103938j:plain

 

高田純次さんといえば『テキトー男』ですよね。

真面目な受け答えをせず、適当な回答をする。

まあよくも、あんなにポンポン出てきますよ。

ある種の余裕さえ感じます。

 

そんな、テキトー男・高田純次さんの会話で、こんなやりとりがありました。

 

純次「ところで、お嬢さん、新垣結衣に似てるって言われない?」

女性「いや、言われないです」

純次「あれ、そう? なんだ、じゃあ似てないのかな〜?」

女性「(笑)」

 

このパターン、高田さんは結構使ってます。

これは、大げさにいうと『相手を褒めてから、けなす』という手法です。

言い方を変えると『相手を持ち上げてから落とす』ですかね。

しかし、言い方を気をつけないと不快感を与えてしまうので注意が必要です。

絶妙なさじ加減が必要となります。

 

で、これは、どんな原理が働いているのかというと、感情の揺さぶりですね。

新垣結衣に似てるって言われない?」というのは、間接的に「新垣結衣に似てるよね」ということを伝えています。

そのニュアンスを相手は感じ取り、嬉しい気持ちになります。

感情が上がっていくイメージですね。

 

で、相手は謙虚に「言われたことないです」とか、「そんなことないですよ〜」とか言います。

そこですかさず、「あれ? やっぱ似てないのかな〜?」という発言で、相手の感情を落とします。

すると相手は、「え!? どゆこと!? 褒めてくれてたんじゃないの!?」という感じで、感情が揺さぶられる。

つまり、感情が動く。

感動する、ということです。

 

人は感情が動くから、楽しかったり、面白いと感じるのです。

感情がまったく動かなければ「ふーん、それで?」となります。

ありきたりな会話や、事務的な会話がつまらないのはそのためです。

感情が揺さぶられない、淡々とした会話だから面白くない。

 

なので、感情を動かすにはどうしたらいいか?

それを意識するといいと思います。

 

で、その一つの手が、今回の高田純次さんの手法です。

 

1手目:相手を褒める

2手目:謙虚な返事が返ってくる

3手目:真逆のことをいう

 

例えば、

 

自分「〇〇さんて、すごい気が利きますよね」

相手「え、そうですか?」

自分「あれ? 違います? じゃあ、めっちゃ自己中な人なんですね、実は(笑)」

 

みたいな感じですかね。

ニュアンスだけでも伝わってくれればいいのですが。

 

では、もう一つ例をあげてみます。

相手がカッコイイ時計をしていた場合の状況です。

 

自分「その時計カッコイイね」

相手「そう?」

自分「うん。時計だ・け・は、カッコイイよね(笑)」

相手「なんだよそれ(笑)」

自分「まあ、冗談なんだけどね。でも本当にカッコイイよね! 結構高かったんじゃない?」

相手「いや、そうでもないよ」

自分「え、そうなの? じゃあ、見かけによらず安モンなんだ(笑)」

相手「いや、安モンではないけどね(笑)」

 

ここで大事なのは雰囲気です。

冗談で言ってますよ、という雰囲気を伝えることが必要になってきます。

声のトーンとか、表情とかですね。

もし真顔で、しかも低いトーンで言ったら、皮肉に聞こえてしまう可能性がありますので注意です。

 

まあ、とにかく、意識するポイントとしては『上げたら落とす』ですね。

 

「その時計カッコイイね」で上げる。

「時計だ・け・は、カッコイイよね」で落とす。

 

「結構高かったんじゃない?」で上げる。

「見かけによらず安モンなんだ」で落とす。

 

このパターンを頭に入れておくと、なかなか便利ですよ。

ただし、やりすぎるとウザくなってしまうので注意しましょう。

そのへんのバランスを考えながら使う必要があります。

 

 

ちなみに。

 

他にも、こんなパターンがあります。

前から歩いてきた女性が、大きな楽器が入っているようなケースを担いでいた時のことです。

 

純次「あれ? お姉さん!」

女性「はい?」

純次「その後ろに持ってるやつ、もしかしてバズーカ?」

女性「いやいやいや、違います(笑)」

 

これは、相手の持ち物をいじるテクニックですね。

しかも、わざと大げさに言っています。

「いやいや、そんなわけないでしょ!」みたいな。

 

例えば、音楽を聴いてる人がいた場合。

 

自分「さっき音楽聴いてたみたいだけど、なに聴いてたの? もしかして君が代?」

相手「いやいや、君が代じゃねーよ!」

 

このように意外性を与えることで、笑いは起こりやすくなります。

そして、笑いが起こると場が和みます。

心の距離が少し縮まります。

つまり、心のATフィールドを崩すことができるということです。

 

まあ、こんな感じで高田純次さんのテキトーさは、学ぶべきところがたくさんあります。

なので、今後も分析していきたいと思っております。

 

 

では、今回の内容をまとめましょう。

 

◎上げたら落とす

・相手をほめてから、けなすイメージ

・相手の感情を揺さぶるイメージ

 

◎相手の持ち物を大げさにイジル

・意外性を与えるイメージ

・「いやいや、そんなわけねーだろ!」みたいな

 

では、今回は以上です。

ありがとうございました。